商標登録出願の流れ9ステップ

あなたは、商標登録をするとき最初に何を考えますか?
用紙に書きたい名前を書いて提出するのでしょうか?いいえ、違います。

この記事では、商標登録の流れについてステップごとに詳しく書いています。
大まかな体系を知りたい方はぜひ流れをつかんでおきましょう。

1.アイデアを考える

 

商標登録の流れ - アイデアを考える

 

まずは、商標のアイデアを考えることから始めましょう。

あなたは、新しい商品やサービスに、どのような名前をつけて活動しますか?

商標登録は、商品やサービスについて使用されるものを対象としています。商品名やサービス名などの候補を考えることが、すべての始まりです。

この記事をご覧になっている方はすでに商標の案があるでしょう。しかし、商標はすでに取得されている場合もあるため、候補案は多く用意しておくことをおすすめします。

 

 

2.登録されていないか確認

 

商標登録の流れ

商標案ができましたら、つぎはすでに登録されていないかを確認します。商標登録は出願しても必ず登録になるわけではありませんが、既に取られてないかどうかは確認可能です。

■登録されていないかを確かめる2つの方法

(1)Cotobox

特許庁と同じデータベースを使用した新しいサービスです。判定結果は、「似ている名称」も精査して表示しています。

リンク:https://cotobox.com/

<こんな人におすすめ>

 

(2)Jplatpat(特許情報プラットフォーム)

経産省所轄の独立行政法人が運営する、照会や検索ができるデータベース。
商標について、機能を使い分ければ様々な検索結果を得ることが可能。ただし、トップページは簡易検索用入力ボックスのため、商標タブからの操作が必要。

リンク:https://www.j-platpat.inpit.go.jp/

<こんな人におすすめ>

 

3.登録したい区分の検討

商標登録の流れ

ネーミングの確認ができたら、商標案をどの区分で登録するか考えていきましょう。

商標は、商標を利用する商品やサービスを指定して登録出願します(「商標権とは」を確認してください)。利用する商品やサービスの指定に関係するのが、区分です。

■45種類の中から、どの区分に該当するかを考える

区分は、商標が利用される商品やサービスを45分類したものです。45区分の中から商標の希望用途に合わせた区分を必要な分指定します。詳細は「区分とは」を確認ください。

なおCotoboxでは、アカウント作成後の詳細検索で「自分はどの区分なのか?」という疑問に対し、答えを類推します。

さらに、注文後に提携弁理士による出願内容確認の機会を設けるなど、機能、人の両面でサポートを行っています。

 

4.出願(出願料)

 

商標登録の流れ

商標の登録可能性を確認し、区分も決まりましたら出願用紙を埋めます。出願用紙は特許庁のホームページでダウンロードできます。内容を確認してみると商標登録出願のイメージがつくと思います。

> 「出願の事前手続き様式一覧 | 特許庁」

■数件程度の出願の場合、特許庁オンライン手続きは割高

書類をまとめたら出願です。特許庁の情報をみると、出願はオンラインでもできると書いてあります。

しかし実際は、特許庁からオンラインで手続きすることを認めてもらう必要があり、負担が大きく現実的ではありません(電子証明書を購入する必要があり、この費用は紙で出願するよりも高額)。

オンラインでの出願は大量にかつ継続的に商標を出願する場合に検討すべき方法です。数件程度の商標登録を出願する場合は、一般的に手持ちまたは郵送で特許庁に出願することになります。

■出願書類作成が面倒な場合

自力での出願書類は、少しでも間違えると受付してもらうことができません。Cotoboxの場合、オンラインで出願書類作成を行うため、書類作成の手間が大幅に省けます。また、その場合の料金は別の質問ページで詳細が書かれています。

関連記事:商標登録の費用と相場

 

5.審査を待つ(期間:約8ヶ月)

 

商標登録の流れ
■通常の審査期間は約8ヶ月

出願が終わったら、特許庁の審査結果を待つことになります。審査の期間は7~8ヶ月ほどと言われますが、場合によってそれよりも長くなることがあります。

理由は、年間10万件以上の出願に対して1つ1つを特許庁が判断をするためです。審査は必ず行われるものですので、この待ちの時間も商標登録の戦略を考える上でのポイントになります。

 

6.意見書など(拒否された場合)

 

商標登録の流れ

特許庁から商標登録できないという通知が来ることもあります。その場合は再度対応しなければなりません。

■特許庁が、似ている商標がないかを含めて判断を下す

特許庁のデータで確認して検討中の商標案がまだ登録されていなかったとしても、そのことで商標登録が認められるとは言い切れません。すでに登録された商標と類似していると思われる場合、特許庁は許可しないのです。例えば、産地名や品質など、あなたの商品やサービスを他とものと混同してしまう場合、また公序良俗に反する出願が拒絶されます。

しかしこの段階で、出願が拒絶された場合でも、その理由部分を修正し再度出願することが可能です。

なお、Cotoboxでは、無料でアカウント作成を行う、類似も含めた判定結果を表示する機能をご利用いただけます。また、意見書や手続補正書の作成及び提出を行う提携弁理士をお繋ぎします。

 

7.登録(登録料)

 

商標登録の流れ
■権利を維持する期間(5/10年)を選択し、費用を納める

審査がおわり商標登録できるとの通知があれば、登録費用を特許庁に納めます。
この際、5年分か10年分、どちらを納めるかを選択します。

なお、商標の登録査定が出た場合、必ず登録料を支払わないといけないではありません。気が変わったなどの理由でそのままにすることも可能です。この仕組みを逆手にとって大量に出願しておくという手法も取り得ます。ただし、出願時には出願料を当然納めなくてはなりませんし、手間もそれだけかかります。

このような手法を利用した問題は何度も話題になっているため、ここでは多くは取り上げません。ビジネスを推進しなくてはならない立場を考えると商標を数多く登録するよりも、サービスの開発に時間を費やすべきでしょう。

 

8.利用OK!

 

商標登録の流れ

登録料を納めたあとに、登録証が発行されたら、商標権が認められたことになります。

■®マークについて

Rを〇で囲ったマークは、登録された商標に付すことができます。日本の商標法において、この®マークを付すことは義務ではありませんが、「これは商標登録をしているので真似してはいけません」と示すことが可能になります。

ただし、まだ正式に登録されていないのにこの®マークを付すことは虚偽表示となります(商標法80条)。まだ登録されていない場合は、「TMマーク(™、Trademarkの略)」を付すことで、現在当該のマークなどで業務を行っていることや商標登録前であることを示すことができます。

 

9.以降:更新手続き

 

商標登録の流れ
■期限日が近づいたら、更新が必要

商標は、登録されるところで終わりではありません。
期限日が近づいたら更新しなくてはなりません。

なお、自分で行った場合は、特許庁から期限日が近づいてもお知らせが来ません。
そのため、厳正な期日管理が大切です。

 

10.まとめ

 

ここで、冒頭の画像を見て流れをおさらいしましょう。

商標登録の流れ■商標登録の流れまとめ

自分自身で商標手続を行う場合、やることがとても多いです。
Cotoboxではオンラインで完結するので、ぜひ以下よりアカウント作成をしてみてください。

 

 

まずは、そのネーミングが商標登録できるかどうかを確認しましょう。

 

 

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