商標入門

about trademark registration

なぜ商標登録が必要なのか?
~わかりやすく3ステップで解説

商標登録必要


そもそも、商標登録は必要なのでしょうか?
商標登録のメリットはなんでしょうか?

ビジネスを進めていると、知り合いや友人から「それは商標登録したほうがいいよ」「そういえば商標登録したの?」とアドバイスをもらうことがあります。

この記事では、商標登録の必要性について解説します。


1.商標登録は、もはや前提条件

商標登録は、したほうがよいのか?

結論からいうと、できるだけ多くの人に体験してほしい商品やサービスあれば、必ずするべきです。

商標登録は、

  • したほうがいいのか/しないといけないのか
  • 商標を登録する意味はなにか?

という「そもそも論」で考えるものではなく、商標権がビジネス環境の所与の条件として成立している以上、やるべきものであると言えます。

そのため、商標登録について考えることは、いつどのようにしてやるか、どのような戦略をもってやるかということになるでしょう。

2.ドメインは取得しても、商標は取得しない現状

■商標は分かりづらく、膨大な費用がかかる

いままで、「商標はよく分からない、高い」というイメージがありました。

もしも、新しいビジネスのネーミングを考えた場合、「ドメインを取得しておこう」と考える人は多いですが、「すぐに商標登録しておこう」と考える人は少ないでしょう。

ドメイン名の場合、取得手続きは、インターネットで完結します。取得をたドメインは、ホームページを作ればいろいろな手段でサービスを紹介することができます。名刺にドメインを入れたり、facebookでリンクを貼って紹介する、メールの署名欄に貼っておいたり……
費用面においても、高くても数千円で取得できるので手軽に試すことができます。

しかし、商標登録はどうでしょうか?
中小企業にとっては、商標の保護を後回しにせざるを得ない実態があります。
理由は、以下のようにいくつかあるでしょう。

  • そもそも、今取得すべきなのか?
  • 商標登録の方法が分からない
  • いくらかかるかの相場が分からない

商標登録の業務は、実務経験がなければとても煩雑なものです。
それに、自分で事前調査や書類作成を行うには膨大な時間を要します。

膨大な時間をかけたくないと思っても、弁理士などに依頼することは費用面でハードルが高くなります。こうして、「商標はよく分からない、高い」というイメージが浸透していったのです。



■スタートアップ企業の15%は商標登録できないネーミングだった

しかし、後回しにしたせいで残念な調査結果があります。
Cotoboxが日本のスタートアップや起業家を対象に独自に調査をしたところ、

  • 93%が商標登録していない
  • サービス開始から1年経っても80%が商標登録していない
  • 15%は商標登録できないネーミング(=変更せざるを得なかった状態)

という結果となりました。

そもそも商標登録できなければ、すでに登録している人がいる場合は、いずれネーミング変更などを迫られます。これまでの広報活動がすべて無駄になり、さらに変更作業で生じるコストを考えると、あまりにも大きな代償です。

3.悪意のある商標出願は身近にある

■特許庁でも問題視されている多くの事例

「今すぐ商標登録をしなくても、誰もまだ知らないから大丈夫だろう」と考える方もいるでしょう。

しかし、特許庁において、「悪意のある出願」は以下報告書としてもまとめられており、深刻な問題となっています。

参考:特許庁審査業務部「日本における悪意の商標出願事例」
https://www.jpo.go.jp/torikumi/kokusai/kokusai2/pdf/bad_faith_seminar3/jpo.pdf


この資料の中では以下のような事例が記載されています。

  • ETNIES事件
  • ManhattanPortage事件
  • のらや事件
  • KUmA事件
  • 激馬かなぎカレー事件
  • Asrock事件
  • アールシータバーン事件

これらの事例の中では、きっとあなたが聞いたことがない名称もあるでしょう。

しかし、ここで注目すべき点はあなたにとっては発展途上のサービスでも、展開していることをいち早く知り、虎視眈々と国内で商標出願をしてしまう人が存在していることです。

あなたの業界に近い人物が、あなたの考えた名称が人気を少しずつ獲得していく中で、「これは伸びそうなサービスだ」と目を付ける可能性は、ゼロではありません。


4.まとめ

  • 商標登録は、前提条件である
  • 多くの会社が後回しにしている実態がある
  • どの業界でも商標を先に取られるリスクは、小規模でも存在する


  • 費用を抑えて、楽に商標出願をしたい場合は、ぜひオンラインで完結するCotoboxを使ってみましょう。以下でアカウントの作成が可能です。



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