テキスト商標、画像商標の違いは?【Amazonブランド登録】

Amazonブランド登録を検討する場合、商標権が必須となります。

しかし、これから商標登録を検討する人にとって、Amazonブランド登録の資格要件となっている「テキスト商標」と「語句、文字、または数字が含まれた画像商標」の違いを理解したり、どちらで商標登録すべきか見極めることは困難です。

この記事では、これからAmazonブランド登録をするにあたって商標のルールが分からない人に対し、用語の解説をします。

1.Amazonブランド登録における商標の種類

 

Amazonが登録を受け入れている登録商標は、「テキスト商標」か「画像商標」となっています。
それぞれの用語の違いは以下のとおりです。

(1)テキスト商標は、キーボードなどでタイプできる単なる文字を示す

Amazonブランド登録におけるテキスト商標は、特別なデザインでの権利化を目的としないネーミングを表しています。「キーボードや文書作成ソフトで打ち込めるテキスト」と考えみてると分かりやすいでしょう。

例えば、筆記体でデザイン化されたコカ・コーラのロゴではなく、単にWordなどでテキストで書く「コカ・コーラ」という文字そのものです。

(2)画像商標は、データ加工が必要なデザイン化されたものを示す

Amazonブランド登録における画像商標は、申請時のブランド名を含めてデザイン化された画像を示しています。先ほどのコカ・コーラの例であれば、単なる「コカ・コーラ」というネーミングではなく、筆記体でデザイン化されたロゴが該当します。

(3)申請時のブランド名と一致していなければならない

登録商標と、Amazonブランド登録で申請するブランド名は一致していなければなりません。そのため、商標登録できたネーミングは、そのままAmazonブランド登録でのブランド名として申請します。

あなたがまだ商標手続きをしていないのであれば、現在使用しているブランド名は特許庁に登録を認められない可能性もあります。もし認められなかった場合、ブランド名そのものを見直さなくてはなりません。

 

2.実際の商標出願する際の注意

 

日本の特許庁で商標を出願する場合も、出願する方法によって、Amazonで区別した「テキスト商標/画像商標」のような違いがあります。

(1)テキスト商標→標準文字制度を利用した出願

Amazonブランド登録における「テキスト商標」という用語は、実際の商標登録手続では「標準文字制度」を利用した出願に該当します。Amazonブランド登録での「テキスト商標」と同様、特別なデザインでの権利化を目的としないネーミングが該当します。

ただし、以下のように認められない例もあります。

<標準文字として認められない例>

①図形のみの商標、図形と文字の結合商標
②特許庁長官の指定文字以外の文字を含む商標
③文字数の制限30文字を超える文字数(スペースも文字数に加える。)からなる商標
④縦書きの商標、2段以上の構成からなる商標
⑤ポイントの異なる文字を含む商標
⑥色彩を付した商標
⑦文字の一部が図形的に、又は異なる書体で記載されている商標
⑧花文字など特殊文字、草書体など特殊書体で記載された商標
⑨スペースの連続を含む商標

商標登録が認められなければAmazonブランド登録もできないので、当然このルールに従って出願しなければなりません。

(2)画像商標→標準文字以外の出願

実際の商標登録手続であれば、必ずしも商品名をデザインに組み込む必要はありません。
これは、Amazonブランド登録における「画像商標」の要件と異なります。

たとえば、Amazonブランド登録で「M」とデザインした画像をアップロードしても、ブランド名「McDonald’s」と一致していないとして却下されるでしょう。しかし、実際の特許庁による審査では、マクドナルドの「M」というデザイン化されたマークに「McDonald’s」という文字を加えていなくても却下される理由になりません。

しかし、あなたがAmazonブランド登録を目指すのであれば、文字の識別できない画像商標を使用することは避けてください。Amazonブランド登録の資格要件には「ブランド登録申請に記載されたブランド名と一致している必要があります。」と明記されているため、Amazonブランド登録を認められない可能性があります。

 

3.テキストか画像、どちらで実際の商標登録手続をするか?

Amazonブランド登録の審査では「ブランド登録申請に記載されたブランド名と一致している」という条件をクリアしていれば、「テキスト商標か、画像商標か」で迷うことはありません。

しかし、商標登録の手続においてテキスト商標と画像商標を選ぶ場合、どちらを選択すればいいのでしょうか?

■自身の戦略に合わせた選択が必要

テキスト商標と画像商標、この2つに権利上の優劣はありません。そのため、どちらにするかは自身の戦略によって決めるのがよいでしょう。

<例:テキストと画像、どちらにするかの考え方>

テキスト商標:ブランドロゴを今後リニューアルする予定がある
画像商標:使用するロゴそのものが商品の価値であると考えている

4.まとめ

■出願手続はオンラインで可能

実際の商標登録手続は自分ですることもできますが、出願書類を自身で作成しなければならないため、面倒だと感じる方もいるかもしれません。

以下サービスでは、
Amazonブランド登録と同じ考え方で「テキスト商標」「画像商標」を選んで、オンラインで注文することが可能です。

Cotobox

 

まずは、そのネーミングが商標登録できるかどうかを確認しましょう。

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