株式会社ビューティ・ハーモニィー「マルットペット」商標登録事例
ー今回商標出願をされた「マルットペット」について教えてください。
「マルットペット」は、ペット用のシャンプーです。
弊社では「肌トラブルのない世界をつくる」というビジョンを掲げており、元々母体企業で、人用の全身シャンプーを販売していました。
しかし、ペットも大切な家族の一員です。
人と同じく肌トラブルに苦しむペットがたくさんいる中、私たちの商品でケアする事ができれば、ビジョンの達成にも近づくと考え開発に至りました。
ーなぜ「マルットペット」の商標出願をしようと思われたんですか?
ひとつは、商標を出願することでブランド育成への覚悟を固められると思いました。
やはり、自分たちで考えて付けたネーミングなので大切に育てていきたいですし、トラブルの抑止にも繋がります。
またWEB販売では、売れ行きが目立つと、他社にそっくりなネーミングやパッケージで低価格販売されてしまうなど、様々なリスクも潜んでいます。
商標を取ることで、全てのリスクを回避出来るわけではありませんが、小さい会社だからこそ、自分達のブランドを守っていく必要があると考えています。
ー商標出願の代行手段としてコトボックスをお選び頂けた理由を教えて下さい。
実は、先ほど話に上がった人用の全身シャンプーは、全部自分で商標出願から登録までやったのですが、とても面倒臭かったんです。笑
自分で出願すると代行費用はかかりませんが、特許庁に行ったり、出願の区分を調べたりなど、トータルでかかる時間と労力を考えると、お金を支払ってもコストの削減になったと感じています。
特に、時間や工数という点では9割近く削減が出来ました。
春先に新商品の販売を予定しているのですが、その際も(コトボックスを)利用したいと考えています!
ー商標登録をしてメリットを感じたことはありますか?
自分たちの中で、このブランドを育てていこうという思いが強くなりました。
社内でも「マルットペットらしくするにはどうしたらいいだろう?」「こっちの方がマルットペットらしさがあるね!」などといった会話が自然に生まれていて、自分達のブランドという意識が強くなっているように感じます。
ー現在日本の中小企業では、全体の0.8%しか商標登録をしていないと言われています。
高橋さんが思う商標登録の必要性は何ですか?
どのような商品、サービスでも、そのネーミングはブランドであって、大切なものだと思います。
商標登録をすることで、直接的に売り上げに繋がることはありません。
しかし、ブランドを育てていこうという覚悟から、ブランドの育成に繋がり、その思いがお客様に届いて、商品を買って頂くわけですから、結果としてブランドと真剣に向き合うことが、売り上げに繋がっていると思います。
言わば、商標登録のコストを惜しむブランド(ネーミングなど)は、そこまで大切なものではないのかもしれません。
私たちのように小さい会社だからこそ、一つひとつを大切に育てていく必要がありますし、商標登録が必要なのです。
株式会社ビューティ・ハーモニィーさんの商品
肌は家族みんなのものだから、「人用」と「ペット用」をつくりました。
余計なものを使わずに、「引き算の美学」でつくる無香料全身シャンプー
「マイナスウォッシュ」
皮膚の弱いペットをやさしく洗う。香料0.00%完全無香料のペットシャンプー
「マルットペット」
詳しくは公式サイトで! https://beauty-harmony.jp/